🐱本当に避妊や去勢だけでいいの??🐶

おはようございます☀️
ウィズ動物病院です🍀

病院前のハナミズキも咲き、季節はすっかり春ですね😊
また、新たな生活が始まる季節、僕たちも気持ちを新たにこれまで以上に
皆様と動物たちに寄り添えるよう努めてまいります😌

さて、避妊や去勢を行うことはさまざまな病気の予防につながり
とても大切なことなのですね💡
それは皆様よくご存知の方も多いかと思います😌
しかし、今回はあまり着目されていない、でもとても大切な”口”についてお話しします😉

以前、歯周病については書いたかと思うのですが、今回は
『乳歯遺残』『欠歯』についてのお話しです💡

乳歯遺残とは、言葉の通り乳歯が本来抜けるはずの時期に残ってしまっている状態です。
しかし、”乳歯は何ヶ月齢で抜ける”と決まっているものではなく、永久歯の歯の生え方によって抜ける時期が変わってくるものです🦷
そのため、定期的にお口もチェックし歯の状態を確認していくことがとても大切です💡
では、乳歯が残っていると何が悪いのでしょうか🤔
実は歯周病のリスクが高くなり、高齢になってきた時に大変な思いをしてしまうのです😥
しかも、永久歯の根っこと硬くくっついてしまい、しっかりと治療することも大変なことになってしまうのです😰

ではどうすれば良いのでしょうか?🤔
『避妊や去勢の時に、抜かなくてはならない乳歯はしっかりと抜いてあげる』ことです💡
歯を抜くことはもちろん痛みを伴うので、麻酔をかけた際に一緒に処置を行ってあげる必要があります😌

欠歯とは、歯が本来あるはずの場所に、本来生えている時期にもかかわらず出ていない状態です。
大型犬でも小型犬でも、鼻の長い子でも短い子でも本来生える歯の本数はみんな一緒なのです💡
しかし、歯の本数が足りない場合があり、その際に考えなくてはならないのが
”元々歯自体が形成されなかった”のか、”生えたかったのに何かしらが原因となり生えられなかった(埋伏歯)
どちらなのかです😌
元々生えるものが出来上がらなかったならば良いのですが、埋伏歯の場合適切に処置をしてあげないと
時間が経ってから顔が腫れてしまったり、顎の骨を壊してしまったり等恐ろしいことが起きてきます😨
ではどうすれば良いのでしょうか?🤔
『避妊や去勢の時に、足りない歯があればレントゲンを撮って必要な処置をする』ことです💡
歯があるのかないのかは見た目では分からないので、レントゲンを撮って埋もれているのかを確認します😌

このように、実は避妊去勢時に一緒に行っておくべき内容もあるので
避妊・去勢を行う際には一度診察にいらしていただき、麻酔が1回で済むように
タイミングを見計らっていきましょうね😉

Instagram