先生、最近この子咳がでます・・・

おはようございます☀️

徐々に秋も深まり、肌寒い日も多くなってきましたね🍁

 

今日は、”心臓病”についてお話しします💡

心臓病、名前を聞くだけで恐ろしいですね😖

実際、それまで何も変わりなかったのに急に咳が出だしたら

そのまま倒れて亡くなってしまった・・・ということもある怖い病気です😰

 

心臓病の有無は、まずは”聴診”にて雑音(ザーッ、ザーッ)という音が聴こえるかどうかがまず第一です🩺

(実はねこちゃん場合、雑音が聞こえなくても若い頃から心臓病を持っている場合もあります😖)

心臓病と一概に言っても、実はわんちゃんねこちゃんでも異なる上さまざまな病態があり、

僕たちはレントゲン検査や超音波検査などを用いて、何が起きているのか、

どのような状態なのかを把握し、治療法を提案していきます💊

 

わんちゃんの場合、”僧帽弁閉鎖不全症”という病気が多いです🐶

これはキャバリアさんで有名ですが、トイプードルさんやチワワさん、ダックスさんなど他の小型犬でも多く見られています🩺

多くは中年〜高齢になってきて、健診で雑音があると言われて見つかる事が多いですね😌

ねこちゃんの場合、”心筋症”という病気が多いです🐱

アメショさんで多いのですが、先ほどお伝えしたように

雑音が聞こえなくても心筋症がある事が実は知られています😖

その他にも、様々な病態が知られており、内容によって治療法が変わってきますので、

聴診だけでなく、より詳しい検査が必要となってきます📝

 

では、どのような治療があるのでしょうか🤔

一つ目は内科、つまりお薬です💊

ここで一つ覚えてて頂きたいのは、お薬の作用は心臓を元に戻すことでなく

”心臓にかかる負担を減らす”ということです😌

言い換えれば、悪くなってしまった心臓の状態を正常に戻すことはできませんが、

進行をゆっくりにして、一番嫌な”肺水腫”というものになるべくさせないようにする事が目標とも言えます😉

なので、お薬は基本的にずっと飲んでいく必要があります💊

 

二つ目は外科、つまり手術です🏥

手術は適応になる状態があり、全員が対象ではないという事

また、特殊な機械や技術が必要となるため手術できる施設が限られるということが欠点です😖

しかし、適応であれば心臓の状態を元に戻すことができる可能性のある治療法です💡

今までお薬を飲んでいたが、手術をして何も飲まなくて良くなった、という事もあります😉

 

このように、心臓病は日々の健康診断で見つけることができ、詳しく知ることで

なるべく心臓の状態を安定させておく事や、

僕たちも状態を把握しておくことで、急な容体の変化にも

いち早く対応できる病気です😌

日々の健康診断の中に、”心臓のチェック”を加えてみてもいいかもですね😉

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