”目が白い””目が赤い”

おはようございます☀️
ウィズ動物病院です🐶🐱

もうすぐ10月、いよいよ秋本番となりましたね😌
先日病院でスタッフ向けにフードセミナーを行って頂きました🍖
大切な家族が食べる物、僕たちもちゃんとした知識でお伝えできるよう
学ぶ姿勢を忘れずに努めて参りますので、わからない事があれば
ぜひお気軽にご相談くださいね😉

(セミナーは換気を行いながら受講しました😌)

今日は、目についてお話していきます👀
わんちゃんねこちゃん共に、大きくて可愛い目をして、言葉が喋れなくても視線で色々なことを訴えかけてきますね😊
目は口ほどにものを言う、と言いますがこの子達を見ていると痛感します☺️

もちろん、生活していく中で僕たち同様、視覚は大切な五感の一つです👀
例えば、片目をつむって歩いたとすると、モノにぶつかったりつまづきやすかったり
様々な危険がつきまとってきます😖
実際、視力が低下してしまい階段から落下してしまうという事も多いです😰

ただ、”目が白くなった””目が赤い”といえど、必ずしも同じ原因ではなく、
中には経過観察でも良いものもあれば(例えば核硬化症)、
中には早く対処してあげないと失明するだけでなく、全身状態へも影響を及ぼす場合があります😖
また、全身状態の悪化(例えば高血圧や糖尿病など)から、目の症状に繋がることもあるのです😥

では、その見分けというのは見た目だけでできるものでしょうか🤔
残念ながら、見た目だけでは原因や起きている病態を把握しきることは難しいです😩
おまんじゅうの外側だけを見て粒あんかこしあんかを判断して、と言われるようなものなのです・・

しっかりとお伝えするには、目を様々な角度から見ていく必要があります💡
例えば、『スリットランプ』を使うと病変が表面なのか、それとも奥なのか
また拡大されるのでどんなことが起きているのか判断することができます👍
他にも眼圧測定や超音波検査などでより精密な目の状態を把握できます😌

例えば、お年をとった子で目の水晶体(レンズ)白くなった場合、”核硬化症”か”白内障”がよく見られます👀
これは、スリットランプで判断できうる鑑別です😉
どちらも高齢に伴い見える変化ですが、核硬化症は悪さをすることはほとんどなく視力も低下しないと言われます👼

しかし、白内障の場合、進行すると”緑内障”と言われる状況になり、
緊急疾患ですぐに対処しないと失明し、二度と見えなくなってしまうこともあります👿
また、緑内障はとても痛く、食欲や元気も無くなってしまいます😰
目が見えない生活は、僕たちだと怖いのではないでしょうか・・・

ちょっと白くなってきた=高齢だから仕方がない

その可能性もあるのですが、手遅れになる前にじっと目を本当の意味で見てみましょう💡
目は顔の表情を決め、生活の質(QOL)を決める大切な臓器の一つです、
大切な家族の目を守れるのは、ご家族の皆様だけですので
この機会に、目の声も聞いてみませんか😉

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