冬と猫と膀胱炎と☃️

おはようございます☀️

ウィズ動物病院です🍀

 

朝布団から出るとブルっとくる季節になりましたね🥶

11月もあとわずか、いよいよ今年も大詰めになってきましたね😄

来年に向けてカレンダーをお配りしているのですが、予想を超え残りわずかとなってしまいました💦

皆様に頼っていただき、任せていただけることをとても嬉しく思います😊

これからもスタッフ一同精一杯診療に携わってまいりますので、よろしくお願い致します😌

 

さて、寒くなってきたら忘れてはいけないのが”猫ちゃんの膀胱炎”です🚽

もちろんわんちゃん🐶にも多くなる時期ではあるのですが、

元々猫ちゃんは砂漠に住んでいた動物であり、冷たいものは好まないのです😖

しかも砂漠ということは水も豊富ではない・・つまりお水を飲まなくても我慢できてしまうのです❗️

水を飲まなければ、腎臓の回でもお伝えした通り体は”脱水”します😖

なるべく脱水しないよう、腎臓はおしっこを濃くすることで対処するため、

尿の量が減り、トイレの回数が減ってくるため、膀胱の中におしっこが溜まっている時間が長くなるのです💡

これが問題で、長時間のおしっこの我慢は結石ができやすくなるだけでなく、膀胱炎のリスクも高めてしまいます😖

男の子の場合、結石などが尿道につまると”尿道閉塞”という状態になり、命の危険にもつながります😰

おしっこしたいのにできない、何もなければお漏らしで出せるのですが、それすらもできない状況・・・

自分達に置き換えると、考えただけでゾッとします😱

防ぐためにはどうするか🤔

尿の量を増やしおしっこをしやすくしてあげる、つまりは

①水分をしっかり摂らせてあげ、尿量を増やす

②とても居心地のいいトイレを用意してあげる

ことが重要です💡

僕たちは意識して水分を摂ることができますが、

猫ちゃんたちはそうはいきません、元々飲まなくても平気な子なのですから😖

なので、お水を飲みやすくする工夫が必要です💡

例えば、水を少しぬるめにして飲みやすくすることをはじめ、

いくつか飲み水を用意してあげることや循環型の飲水機を使ってあげること、

少しお水に匂いをつけてあげることも効果的です😊

 

また、僕たちはトイレを選ぶことができます💡

例えば、古くて汚れた公衆トイレと、時間ごとに綺麗に掃除されている高級ホテルのトイレ

どちらを利用したいか、ということです😌

流石に猫ちゃん、すごく高級なトイレ砂だからということはありませんが、

使い勝手や清潔感はとても気にしています😉

もしおしっこやうんちをトイレ以外で行っていたり

トイレの淵に前手をかけてしている時は

トイレを嫌がっているサインですので早急に対応が必要です😌

ぜひ、ご相談くださいね😉

 

もう一つ、猫ちゃんの膀胱炎で覚えていてほしいのは

”特発性膀胱炎”というものです😖

特発性=原因不明という意味なのですが、猫ちゃんの場合

主にストレスが原因と言われています😰

例えば、近くで工事をしていたり、仲の悪い子同士睨み合っていたり、

トイレが嫌だったり・・・

それを解消してあげることも、実は膀胱炎の対策につながるのです😊

具体的な治療法としては、特発性膀胱炎へも対応できる食事への変更や

ストレスの原因を取り除く、ということですね💡

それをいうと、病院に来ることも猫ちゃんにはストレスになってしまいますが・・・😅

なので、猫ちゃんが少しでも落ち着いてお待ちいただけるよう”フェリウェイ”という

猫ちゃん幸せフェロモンを吹きかけた毛布をご用意いたしました🎉

お待ちいただく時間を、少しでもリラックスできるよう、ぜひご来院いただいた際は

使用してみてくださいね😉

あとは、キャリーを常に出しておき慣れさせてあげることも重要です💡

これは、災害時の避難の際、とても重要な役割を果たすのでぜひ行ってくださいね😉

 

膀胱炎や尿道閉塞、僕たちでもとても辛いことだと思いますし、

なりたくないことだとも思います🤔

そんな思いをより体の小さな家族にさせないようできることから始めていきましょうね😉

トイレのこと、少しでも気になることがあれば

お気軽にご相談ください🎈

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