おはようございます
ウィズ動物病院です
夜から明け方にかけて、だいぶ冷え込む季節になってきましたね
皆様風邪などひかれないよう、体調管理にはご注意くださいね
さて、先週は健康診断をなぜやるのか、ということについて触れてきました
今日は、”何をやったら何がわかるのか?”ということについて少しお話したいと思います
検査といっても、血液検査だけでなく画像検査や心電図、血圧など様々な検査があります
それらの検査にはもちろん意味があり、組み合わせて行うことで
体の状態をより正確に知る事ができます
今回は主要な検査について、お伝えしていきます
⓪身体検査
まず、何よりも重要なことは”その子の体を触る、聞く”という事です
動物たちは言葉を話せませんだからこそ、どこで何が起きているのか、
それを知るためにどんな検査を行ってあげることが良いのか、
それを知るために身体検査が何より重要となってきます
①血液検査
検査と聞いて、最初に思いつくのはこの血液検査ではないでしょうか?
血液中の細胞の状態(貧血の有無や炎症の程度など)や、内臓の状態(肝臓や腎臓など)を把握するための、
まず最初に行うべき検査です
大まかに、どこで、どんなことが起きているのかを把握する事ができる、重要な検査です
しかし、中には血液検査では異常を示さない病気も存在したりと、把握しきれない点ももちろんあります
なので、他の検査と組み合わせて行う必要があります
②画像検査
主にレントゲン検査や超音波検査といった、体の中の状態を画像で見にいく検査です
例えば、先程の血液検査では異常を出さない腫瘍や、骨の異常、膀胱結石などを発見する事ができます
特に高齢になって多い腫瘍は、血液検査だけでは分からず、本人ですら気づいていない場合がほとんどです
脾臓に腫瘍ができ、大きくなって破裂してしまい、急にぐったりしてしまった、ということも珍しくありません・・・
全身を把握するためには画像検査もとても重要なポジションをしめています
③尿検査、便検査
体の異常が出た時に、最初に気づかれやすいのは”おしっこが赤い”や”下痢をしている”など尿や便の変化です
中には、見た目では変化ないのに、検査してみるとタンパク尿で腎臓に異常をきたしていた、ということもあります
日々の尿や便の状態変化を、見た目だけでなく検査で見つけてあげることも病気の早期発見につながります
④血圧、心電図
人でも血圧はよくお話で出るのではないでしょうか?
血圧が高くなってきた、動物でも高血圧はやはりありますし、いろいろな体の不調にもつながります
(例えば心臓や腎臓、眼など・・・)
様々な異常を出してしまう前に、先手を打つ必要がありますね
などなど、他にもあげればキリがありません
ここに書いたものは、スクリーニング検査と言われる、体の状態を評価するために重要な検査です
それぞれの特徴を活かして、検査をご提案させていただきますので、お気軽にご相談くださいね
また、本日から来年の1月20日まで、秋冬の健康診断キャンペーンを行っています
こちらは血液検査だけの検査ですが、通常の院内検査より50%お得にできる検査です
また、尿検査やお手入れが半額になる特典付きですので、この機会にぜひ健康チェックをしてみませんか?
予約は必要なく、いつでもできますのでお気軽にご来院くださいね